メトロポリタン・オペラ 6/7~6/13
今週のテーマは「クラシックオペラのアップデート」と題して、伝統的なオペラ作品を現代的な味付けでリフレッシュさせたものが並びました。
6/07 リゴレット
6/08 ファウスト
6/09 夢遊病の女
6/10 アグリッピーナ
6/11 テンペスト
6/12 ファルスタッフ
6/13 コシ・ファン・トゥッテ
6/7の「リゴレット」は18世紀の作曲家ヴェルディの作品で、もともとは北イタリアのマントヴァで繰り広げられる物語ですが、舞台を1960年代のラスベガスに移すという革新的な試みをしています。堀内敬三訳の「風の中の羽のように」という歌詞で知られる「女心の歌」はこのオペラを知らなくても誰でもが知っている有名なアリアだと思います。ジルダが歌う「慕わしい人の名は」というアリアもよく知られています。
6/13の「コシ・ファン・トゥッテ」は更に時代をさかのぼったモーツァルトの作品ですが、こちらも1950年代のニューヨークの遊園地を舞台によみがえらせています。二組のカップルの男性が、女性の愛情が本物かどうか確かめるために変装して入れ替わり、恋のアバンチュールを繰り返して、さあ、結果はいかに...というチャーミングな物語です。
Direttrice
リゴレット
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