メトロポリタン・オペラ 7/12~7/18
蝉の鳴き声も力強さを増し、梅雨明けも間近であることを感じますが、いかがお過ごしでしょうか。
今週のテーマは「プッチーニ」。皆様もよくご存じの名作が揃いました。
7/12 マノン・レスコー
7/13 ラ・ボエーム
7/14 トスカ
7/15 蝶々夫人
7/16 西部の娘
7/17 つばめ
7/18 トゥーランドット
7/16の「西部の娘」は約100年前にトスカニーニの指揮によりメトロポリタン歌劇場で初演された作品で、後の西部劇に大きな影響を与えたと言われています。この時カルーソーが歌った盗賊団の首領を今回の公演ではプラシド・ドミンゴが歌っています。酒場の女主人ミニーをめぐる恋のライバルの保安官を歌うのはシェリル・ミルンズ。憎まれ役なのに大変魅力的です。他の作品に比べて上演機会の少ない作品ですが、サスペンスドラマのようにハラハラドキドキ、聴かせどころのアリアも散りばめられ、ドラマを盛り上げるプッチーニ節には心を持っていかれ、鉱夫たちの重厚な男声合唱も魅力的です。
Direttrice
西部の娘
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