12月14日の練習

朝から降り続いた雨も午後には上がりましたが、練習場所が市民会館だったせいか、特に男声陣が少なかったので、景気付けに「川の祭」から練習をスタートさせました。なかなかいい感じに仕上がってきましたが、細かい音符を伴う箇所の言葉を明確に、アルトのフーガのテーマは芯のある声で歌う、全身で祭の熱気を発散させるように歌う、以上のような点に気をつけると一層楽しい演奏になります。

次はプラグラムを遡って「銀の魚」の練習。テノールの動きを伴う音型から休みなく次のフレーズに入るところは慌てない、女声の16分音符を伴ったフレーズは民謡のこぶしのように、「あさのかわもに」の部分は先へ進むように、アルトとバスの「さざなみが」の部分は両パートでよく揃えて、男声の「あさひにはねよぎんのうお」は正しい音でよくハモらせて、最後の「あさひにはねよぎんのうお」の部分は「ぎん」の前で少し切って、「ぎ」をテヌート気味に歌う、以上のような練習をしました。女声の「いきのよいうおを」の部分がとてもきれいでした。

休憩後はアカペラの練習。
どちらも前回とはうって変わってとても良くなっていました。
「水上」では出だしの男声はレガートに、「あまぎろう」のユニゾンをよく揃えて5部のハーモニーへの急展開を効果的に、「ひとすじにわがこいわたる」は熱く歌い「みなもとなれば」までその気持ちを持続させる、最後のソプラノとアルトのソのフラットの音は悲しくならないで。
「牧歌」はリズムのずれがなくなりました。「そらあおく」の「お」は口を縦にしっかり開けて明瞭な「オ」の発音をして真っ青な色を表現する、「ひとをかなしむ」の「か」は子音のKを時間をかけて明瞭に発音する、以上のような練習をしました。

本番まで練習はあと5回ですが、今日、演奏レベルにかなりの進歩がみられたので、きっと良い演奏になると思います。

来週は長浦公民館。今年最後の練習になります。

Direttrice

袖ケ浦混声合唱団

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