メトロポリタン・オペラ 7/27~8/2
昨日のロミオとジュリエットは、ネトレプコとアラーニャの歌唱と演技が素晴らしく、命を落とす最後の場面では涙腺が崩壊してしまいました。
数々の名舞台を届けてくれた無料配信も第20週となり、きりがいいことから、これが最後になるかもしれません。
7/27 ランメルモアのルチア
7/28 トスカ
7/29 リゴレット
7/30 トロヴァトーレ
7/31 ルサルカ
8/01 エルナーニ
8/02 ヴァルキューレ
どの演目も見逃せませんが、イチオシは7/29の「リゴレット」でしょう。「風の中の羽のように」という歌詞で有名な「女心の歌」が歌われるオペラで、このアリアをあのドミンゴが歌います。彼を慕うジルダ役がコトルバス。純粋な乙女にぴったりで、これまた有名なアリア「慕わしい人の名は」を可憐に華麗に歌い上げてくれるものと思います。1977年の公演。
7/31の「ルサルカ」はドヴォルザークの作品で、水の精ルサルカが人間の王子に恋して歌う「月に寄せる歌」がとても美しい曲なのでぜひ聴いていただきたいと思います。人間になりたいというルサルカの願いはしゃべれなくなることを条件に叶えられるのですが、上演時間の半分以上声を出さないで、後半には難しい曲が待っているという、歌手にとっては過酷な役です。
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