メトロポリタン・オペラ 8/31~9/13

前回、無料配信はたぶん終了だと申し上げましたが、嬉しい誤算で、まだまだ続けてくれるようです。一挙に二週間分のプログラムが発表されました。前週は「ヴェルディ」がテーマだったように、今回も週ごとにテーマが決められています。


「20世紀以降のオペラ」

8/31 エレクトラ

9/01 ピーター・グライムズ

9/02 中国のニクソン

9/03 ルル

9/04 ポーギーとベス

9/05 同上

9/06 テンペスト


「フランスのオペラ」

9/07 マノン  

9/08 ロミオとジュリエット

9/09 ファウストの劫罰

9/10 サンドリヨン

9/11 真珠採り

9/12 トロイアの人々

9/13 ウェルテル


8/31の「エレクトラ」はR.シュトラウスの代表作。内容は難解ですが、シュトラウスらしい美しく豊潤な音楽が満喫できます。


9/1の「ピーター・グライムズ」はイギリスの作曲家ブリテンの代表作。


9/3のルルは「ヴォツェック」の作曲者でもあるベルクの作品。


9/4の「ポーギーとベス」は、ガーシュインの作品で、有名な「サマータイム」が歌われます。ポーギーを歌うのは「ルサルカ」で水の王(ルサルカの父親)を歌ったエリック・オーウェン。


9/7の「マノン」では主役を歌姫アンナ・ネトレプコ、相手役のデ・グリューを、先日の「リゴレット」の侯爵、「ルイザ・ミラー」のロドルフォを歌ったピョートル・ベチャワが歌います。


9/10の「サンドリヨン」はシンデレラのことで、マスネの作品。シンデレラをジョイス・ディドナート、妖精をキャスリーン・キム、継母をステファニー・ブライスが歌います。


9/11の「真珠採り」はビゼーの作品。個人的にごひいきのマシュー・ポレンザーニが出演します。「真珠採りのタンゴ」として有名な「耳に残るは君の歌声」が歌われます。先日の「リゴレット」でジルダを好演したディアナ・ダムラウも登場。


9/13の「ウェルテル」は作曲者がフランス人のマスネなのでフランスものになっていますが、原作はドイツのゲーテの「若きウェルテルの悩み」。ウェルテル役がこちらもごひいきのヨナス・カウフマンなので見逃せません。


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