メトロポリタン・オペラ 2/8~2/14

今週も前回に引き続き「黒人歌手の系譜その2」。


2/08 ラインの黄金

2/09 エルナーニ

2/10 セビリアの理髪師

2/11 仮面舞踏会

2/12 アクナーテン

2/13 トロイの人々

2/14 ワルキューレ


2/9の「エルナーニ」はヴェルディ初期の作品。パヴァロッティとミルンズに注目。


2/10の「セビリアの理髪師」では、ロジーナ役のキャスリーン・バトルの美声が魅力的。本来メゾ・ソプラノの役ですが、随所で音型をソプラノ用に変えて彼女の魅力が生きるように工夫されています。シリアスな役の多いレオ・ヌッチが、コミカルなフィガロを歌っているのも聴きどころ。


そのレオ・ヌッチが2/11の「仮面舞踏会」ではレナート役でドスのきいた凄みのある歌を聴かせ、同じ人とは思えないほど。リッカルド役のパヴァロッティの黄金の声にも要注目。


2/14の「ワルキューレ」はオットー・シェンクの演出。歌手が粒ぞろいで、ジェシー・ノーマン、クリスタ・ルードヴィヒ、ジェイムス・モリス、ヒルデガルト・ベーレンス、クルト・モルといった大御所が素晴らしい歌声を聴かせてくれます。


Direttrice 

セビリアの理髪師

袖ケ浦混声合唱団

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